三田涼子 [Ryoko Mita]

2020-12-01

女優名:三田涼子(正式)

ヘンリー塚本作品における名女優を”敢えて”ただ一人挙げよ、と言われれば「三田涼子」である。デビューは定かではないが、1999年2月15日リリースの『アニマルホスピタル(フリービジョン)』あたりになるだろうか。FAプロ作品に頻繁に登場し始めるのが同年であるので、おおよそこの辺で良いだろうと思う。

登録『出演作品』

デビュー時の年齢はその周辺の作品から40代半ばあたりであろうと思われる。大量生産大量消費のAVという世界において、波に呑まれ足跡も定かでない女優ではあるが、いわゆる熟女ブームが起こる以前から完熟熟女というコアなジャンルで活躍した数少ない女優の一人であろう。

ヘンリー塚本作品には1999年から2010年まで出演した息の長い女優で、当初は他の作品がそうであったように豊満で妖艶な美熟女の役どころが多かったが、次第に市井の非道徳で淫欲な母というポジションに変わっていった。背景には2000年前半より熟女という確固としたジャンルが確立し、多くの女優が参入したことがあるのだろうが、逆にそれが「三田涼子」という女優の魅力を引き出したとは言える。

ヘンリー塚本作品というのは決して有名女優ばかり起用したわけでもキレイどころばかり起用したわけではないが、それでも「三田涼子」の存在は際立っていた。”キワモノ”と言うと言葉は悪いが、ダミ声の厳つい表情で崩れ切ったぼてぽての肉体を晒してち●ぽを求める姿はまさに”望まれない淫獣”で、自分だけヤってもらえず不貞腐れるといったコメディチックな役柄の作品もあるw。(『男に飢えた女たちの群れ 脱走女囚』 2011年※元作品は2008年)

言わばドラマ向きの女優であり、このようなキャラは貴重だったのではないか。例えば日活ロマンポルノから転身した川崎軍二監督作品にも出演している。(『川崎軍二シリーズ 背徳の義母』)。恐らく還暦あたりまで活動したのだと思うが、妖艶だった美熟女は生活にも”性活”にも倦んだ五十路女となり、枯れて老境に至る切ない妻を演じた。


『セックスのない人生なんて!』
(2013年※元作品は2010年)あまりにも切ない熟年妻を演じた「三田涼子」

引退時期は定かではないがリリースを見る限り、やはり2010年あたりであろう。FAプロ作品には脇役でも活躍した。出演数はカウントしないと正確には分からないが、恐らく30本くらいではないかと思う。

icon-pencil-square-o 基本情報

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デビュー アニマルホスピタル 1999/02/15 ※廃盤

icon-pencil-square-o 出演作品