SMの館【三和出版作品】

「三和出版」というと、その名の通りエロ本、エロ雑誌──特にSMやスカトロに特化したマニア誌の出版社であり設立は1976年(※)。一般的にAVの原型は1980年代初頭と言われているから、それ以前からエロ界に籍を置くいわゆる老舗メーカーである。

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日本のSMの原型は江戸時代の捕縄術から発生した緊縛術であり、戦後、米文化の流入により融合形成されたものであるが、AVという歴史から見れば長くかなり特殊な嗜好として位置づけられてきた。

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例えば昭和40年代のSM本というのは高額であり、現在、古書としても結構な価値を持っている。そのような中で”生き残ってきた”という意味で稀有な存在と言えるだろう。個人的な見解ではあるが、「三和出版」におけるAV作品(SM)は、主業務である出版業の副産物的な位置づけであったのだろうと思う。実に静止画的な構図がちりばめられ、静謐というか感触は非常に独特だ。長く参画した写真家に「杉浦則夫」がおり、その影響だろう。緊縛師として「濡木痴夢男」「有末剛」「麻来雅人」などが在籍した。 ※:実際は桃園出版の子会社を譲り受けるという形で1974年より活動している。

作品リスト

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三和出版

SMの館

Posted by rmzo